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犬の粗相が増えた原因と対処|急にトイレを失敗するとき

犬の粗相が増えた原因と対処|急にトイレを失敗するとき

「ちゃんとトイレで できていたのに、最近よく失敗する」「急に違う場所でするようになった」

いったん覚えたはずのトイレを失敗するようになると、戸惑いますよね。

これは、しつけのやり直しが必要というより、「何か変化が起きたサイン」であることがほとんどです。

大切なのは、叱ることではなく、原因を切り分けること。粗相が増える背景には、病気・環境・加齢・気持ちの問題など、さまざまな要因があります。

この記事では、考えられる原因をタイプ別に整理し、それぞれの対処を解説します。

まず大前提:叱らない・原因を探す 失敗は責めない

  • 叱らない:すでに時間が経った粗相を叱っても伝わらず、隠れてするようになるだけ

  • まず体調を疑う:急な変化は、病気が背景にあることが少なくない

  • 変化を振り返る:環境・生活・家族構成など、最近変わったことがないか思い出す

「急に」「できていたのに」は、体調を最初に疑う

今までできていた子が急に失敗するようになったときは、まず病気の可能性を考えるのが鉄則です。とくに、頻繁にトイレに行く・少量しか出ない・血が混じる・水をたくさん飲むといった様子があれば、できるだけ早く動物病院へ。原因が体調なら、しつけでどうにかしようとしても解決しません。

原因タイプ別・粗相が増える理由と対処 4つのタイプで見極める

粗相の背景は、大きく4つに整理できます。複数が重なっていることもあります。

病気・体調の変化をまず最初に疑う

膀胱炎や尿路結石などの泌尿器の病気、ホルモンの病気、おなかの不調などで、我慢できなかったり頻尿になったりすることがあります。

  • 頻尿・少量ずつ・血尿・水を異常に飲む → 泌尿器や内臓の病気のサインかも

  • 下痢や軟便で間に合わない → おなかの不調。フードや誤食も疑う

  • 迷ったら動物病院へ。受診時は「いつから・どんな様子か」をメモしておくと役立つ

環境・トイレまわりの変化に犬は敏感です

ちょっとした変化が、トイレの失敗につながることがあります。心当たりがないか見直してみましょう。

  • トイレの場所・向きを変えた、家具の配置が変わった

  • シーツの種類を変えた、汚れたまま・足りていない

  • 前の失敗のにおいが残っていて、そこを再びトイレと認識している

  • トイレが落ち着かない場所にある(人の出入りが多い・寒い・遠い)

不安・ストレスなど気持ちの変化が出る

引っ越し、家族構成の変化、来客、新しいペット、留守番時間の増加など、こうした変化によるストレスや不安が、粗相という形で出ることがあります。

  • 最近、生活や家族・住まいに変化がなかったか振り返る

  • 留守番中だけ失敗する場合は、分離不安の可能性も

  • 安心できる居場所を整え、生活リズムをできるだけ一定に保つ

▶ くわしくは 留守番中の問題は「犬の留守番トレーニング|慣らし方と注意点」もご覧ください。

加齢(シニア期)・年齢による変化によるもの

年齢を重ねると、トイレを我慢する力が落ちたり、足腰の衰えでトイレまで間に合わなかったり、認知機能の変化で失敗が増えたりすることがあります。

  • トイレの数を増やす・近くに置く・段差をなくすなど、行きやすい環境に

  • 入りやすい低めのトレーや、広めのスペースに変える

  • 責めず、年齢に応じたサポートを。気になる変化は獣医師に相談

「マーキング」の場合もある 粗相とは少し違う

少量の尿をあちこちに付ける行動は、トイレの失敗ではなく「マーキング(縄張りの主張)」のことがあります。

とくに去勢・避妊前の子や、環境の変化があったときに見られます。叱るより、原因の刺激を減らす・環境を整えることが対処の中心です。

気になる場合は、去勢・避妊の影響も含めて獣医師に相談しましょう。

やりがちなNG対応と望ましい対応を比較表でチェックしよう

× やりがちなNG対応

○ 望ましい対応

失敗を見つけて叱る・鼻を近づける

叱らず黙って片付け、においを完全に消す

「急にできなくなった」のに、しつけ不足だと考えて練習し直す

まず体調を疑い、必要なら動物病院で相談する

失敗した場所をさっと拭くだけ

専用クリーナーでにおいまで消す(再発防止)

年齢のせいと決めて何もしない

トイレを増やす・近づけるなど、行きやすい環境に整える

トイレ環境の見直しは、わんメイドで

粗相対策では、トイレまわりを「行きやすく・落ち着ける場所」に整えることが大切。わんメイドには、作家さん手づくりのトイレトレーカバーやサークル用マットなど、お部屋になじみながらトイレ環境を整えるアイテムが揃っています。うちの子に合った一点ものを、ぜひ探してみてください。

まとめ 叱るより、原因を見極める

粗相が増えたとき・対処のポイント

  • 「急に」「できていたのに」失敗するときは、まず体調を疑う

  • 頻尿・血尿・多飲などがあれば、早めに動物病院へ

  • トイレの場所・シーツ・におい残りなど、環境の変化を見直す

  • 引っ越しや家族の変化など、ストレスが原因のことも

  • 加齢が背景なら、トイレを行きやすく整えてサポートを

粗相が増えるのは、愛犬からの「何か変わったよ」というサインです。叱るのではなく、体調・環境・気持ち・年齢のどれが背景にあるかを落ち着いて見極めれば、対処の道が見えてきます。

子犬のトイレの教え方そのものは「子犬のトイレトレーニング|失敗しない進め方」を、しつけ全体の考え方は「犬のしつけ完全ガイド」もあわせてご覧ください。

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