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犬の歯みがきの教え方|慣らし方とデンタルケア

犬の歯みがきの教え方|慣らし方とデンタルケア

「歯みがきが大事なのはわかっているけど、口を触らせてくれない」

「いきなり歯ブラシを入れたら嫌がられた」

犬の歯みがきは、多くの飼い主さんがつまずくお世話のひとつです。

でも、歯みがきはいきなり完璧を目指す必要はありません。

「口を触られることに慣れる」ところから、少しずつステップを踏めば、ほとんどの子が受け入れてくれるようになります。

この記事では、なぜ歯みがきが必要なのかという基本から、嫌がらせない慣らし方の手順、続けるコツまで解説します。

なぜ犬に歯みがきが必要なの? 歯周病はとても身近

犬は人より歯垢が歯石に変わるスピードが速く、ケアを怠ると若いうちから歯周病になりやすいといわれます。

歯周病は口の中だけの問題にとどまらず、痛みで食欲が落ちたり、全身の健康に影響したりすることもあります。

  • 歯垢は数日で歯石に変化し、歯石になると歯みがきでは取れない

  • 口臭・歯ぐきの腫れ・出血は、歯周病のサインのことがある

  • 毎日の歯みがきが、いちばん身近で効果的な予防法

理想は「毎日」、でもまずは習慣化から

歯垢が歯石に変わる前にリセットするには、毎日のケアが理想です。とはいえ、最初から完璧でなくて大丈夫。「嫌がられずに口を触れる」「短時間でも歯にブラシが当てられる」を積み重ねるほうが、長く続けるうえでずっと大切です。まずは“習慣にすること”を目標にしましょう。

用意するもの 犬に合った道具を選ぶ

  • 犬用歯ブラシ:口や歯の大きさに合ったもの。小型犬には小さめのヘッド

  • 指サック型ブラシ・ガーゼ:歯ブラシが苦手な子や、慣らしの最初の段階に

  • 犬用歯みがきペースト:犬が好む味つきだと、ごほうび代わりになって慣れやすい

  • ごほうび用のおやつ:各ステップのあとにあげて、いい印象をつくる

人用の歯みがき粉は犬に有害な成分を含むことがあるため、必ず犬用を使いましょう。

歯みがきの慣らし方・5つのステップ 焦らず一段ずつ

ポイントは、各ステップを犬が嫌がらずに受け入れてから次へ進むこと。1日で全部やろうとせず、数日〜数週間かけてゆっくり進めます。

まずはスキンシップから始めて口のまわりを触られることに慣らしましょう

歯ブラシはまだ使いません。

リラックスしているときに、口や頬、マズルをやさしく触り、嫌がらなければほめておやつ。「口を触られる=いいことがある」をつくります。

唇をめくって歯に触れる | 指で歯と歯ぐきにタッチしてみる

口を触られるのに慣れたら、唇をそっとめくって、指で歯や歯ぐきに軽く触れます。

前歯から始め、できたらほめておやつ。短時間で切り上げるのがコツです。

ガーゼや指サックで歯をなでることでブラシ前のワンクッションを入れる

指に巻いたガーゼや指サック型ブラシで、歯の表面をやさしくなでます。

歯みがきペーストを少しつけて、味に慣れてもらうのもこの段階。嫌がらなければ、奥歯のほうまで少しずつ範囲を広げます。

1〜2本からスタートして歯ブラシを使ってみよう

いよいよ歯ブラシです。最初は前歯1〜2本だけでOK。ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度くらいの角度で当て、小刻みに動かします。

1本できたらほめて、無理せず終了。日を追って本数を増やします。

  • ゴシゴシ強くこすらない。歯ぐきを傷つけないようやさしく

  • 汚れがたまりやすい奥歯の外側を重点的に

短く・こまめに続けることで歯磨きを毎日の習慣にする

全体をみがけるようになったら、毎日の習慣にしましょう。

1回で完璧にみがくより、短時間でもこまめに続けるほうが効果的です。

食後や寝る前など、タイミングを決めると忘れにくくなります。

お手入れに慣らす考え方は「犬の爪切りのやり方|安全な切り方と慣らし方」も同じです。こちらの記事もあわせてご確認ください。

どうしても嫌がるときは 無理せず別の手も

歯ブラシをどうしても受け入れない子もいます。

無理に続けると「口を触られること自体が嫌」になってしまうので、ハードルを下げて、できる範囲のケアから続けましょう。

  • 歯ブラシが無理なら、ガーゼや指サックだけでも継続する

  • 歯みがきガム・デンタルおもちゃを補助的に活用する(ただし歯みがきの完全な代わりにはならない)

  • 口臭・歯ぐきの腫れや出血・歯石が気になるときは、動物病院で相談を。定期的な歯科チェックも安心

やりがちなNG対応と望ましい対応 比較でチェック

× やりがちなNG対応

○ 望ましい対応

初日からいきなり歯ブラシを口に入れる

口を触る→歯に触れる、と段階を踏んでから歯ブラシへ

人用の歯みがき粉を使う

犬に安全な犬用ペーストを使う

嫌がるのを押さえつけて、最後までみがききる

1〜2本でも、嫌がる前にやめてほめる。少しずつ延ばす

歯石になってから慌ててこすり落とそうとする

歯石は歯みがきでは取れない。早めに動物病院へ相談

毎日のケアタイムを、わんメイドのアイテムと

歯みがきを習慣にするには、ケアのあとに「いいことがある」と思える時間づくりも大切。わんメイドには、作家さん手づくりの噛んで遊べるおもちゃや、ごほうびタイムにぴったりのアイテムが揃っています。お手入れのあとのお楽しみに、うちの子のお気に入りを見つけてあげてください。

まとめ 完璧より、続けることが大事

歯みがき・成功のポイント

  • 犬は歯石になるのが速い。毎日のケアがいちばんの予防

  • 口を触る→歯に触れる→ガーゼ→歯ブラシ、と段階を踏む

  • 各ステップは嫌がる前にやめてほめる。1日で全部やろうとしない

  • 必ず犬用の道具・ペーストを使う

  • どうしても嫌がる・歯石や口臭が気になるときは動物病院へ

歯みがきは、続けることがいちばん大切なお世話です。

完璧を目指して挫折するより、「今日もちょっと触れた」を積み重ねるほうが、愛犬の歯の健康をずっと守ってくれます。

お世話やしつけ全体の進め方は親記事「犬のしつけ完全ガイド」も参考にして、無理のないケアの習慣を育てていきましょう。

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