犬の夜鳴きの対処法|子犬・成犬・シニア別の原因と対策

夜中に鳴き続けられると、飼い主さんも眠れず、ご近所への気がねもあって、心身ともに参ってしまいますよね。
夜鳴きは「うるさい困った行動」ではなく、犬が何かを訴えているサインです。
そして夜鳴きの原因は、年齢によって大きく変わります。子犬・成犬・シニア犬では、対処の方向性もそれぞれ違います。
この記事では、まず年齢別に原因を整理し、それぞれの対策と、見逃したくない体調のサインまで解説します。
夜鳴きへの向き合い方 原因を見極めるのが先
夜鳴きには理由がある:不安・要求・体調・加齢など、原因で対処が変わる
むやみに叱らない:叱っても不安をあおるだけ。逆に鳴きが強まることも
「鳴いたら来てくれる」を作らない:要求で鳴く場合、その都度かまうと強化される
「いつから・どんなときに」鳴くかを観察する 迎えた直後なのか、最近急に始まったのか。ひとりのとき・特定の時間・物音のあとなど、どんなときに鳴くのか。 この観察が、原因を見極める最大の手がかりになります。とくにシニア犬で“急に”夜鳴きが始まった場合は、体調や加齢に伴う変化が背景にあることが多く、注意が必要です。 |
年齢別・夜鳴きの原因と対策を3つのステージで見る
子犬の夜鳴きは不安・さみしさが中心です
迎えたばかりの子犬は、母犬や兄弟と離れ、慣れない環境でひとりになる不安から夜鳴きします。
多くは環境に慣れるにつれて落ち着いていきます。
寝床を飼い主の気配が感じられる場所に置く(最初のうちは近くに)
迎え先のにおいのついた布や、安心できる毛布を入れる
寝る前に遊んで発散させ、トイレも済ませておく
要求で鳴いている場合、その都度かまうと「鳴けば来る」と学習。落ち着いてから対応する
▶ くわしくは 迎え入れ全体の進め方は「子犬を迎えたら最初にすること|準備とお世話の進め方」をどうぞ。
成犬の夜鳴きは不安・要求・環境の変化です
いったん落ち着いていた成犬が夜鳴きするときは、不安・要求・環境の変化などが背景にあります。
分離不安:留守番や夜のひとり寝が不安。日中の留守番でも問題が出ていないか確認
要求:かまってほしい・空腹・トイレ。生活リズムと環境を見直す
環境の変化:引っ越し・家族構成の変化・物音など、最近の変化を振り返る
運動不足:日中に十分発散できていないと、夜に落ち着けないことも
▶ くわしくは 不安の吠えは「犬の無駄吠え対策|原因別のしつけ方」、留守番の不安は「犬の留守番トレーニング|慣らし方と注意点」もどうぞ。
シニア犬の夜鳴きは体調・加齢の変化の兆候かもしれない
高齢の犬が急に夜鳴きするようになったときは、体や脳の変化が関わっていることが多く、特に注意が必要です。
体の不調:痛み・のどの渇き・トイレが近いなど。まず体調を疑う
認知機能の変化:昼夜が逆転する、見当識が乱れるなどで夜に鳴くことがある
不安の増加:目や耳が衰え、暗闇や物音への不安が強まることも
自己判断せず、早めに動物病院へ相談を。年齢に応じたケアやサポートの方法がある
年齢を問わず役立つ工夫 眠りやすい環境づくり
日中にしっかり活動させ、心地よく疲れさせる(運動+頭を使う遊び)
寝る場所を、暗すぎず・寒すぎず・静かで落ち着ける環境に整える
生活リズムをできるだけ一定にし、寝る前のルーティンをつくる
安心できる寝床(ベッド・ハウス)を用意する
▶ くわしくは 退屈や運動不足のサインは「犬の退屈サイン」もどうぞ。
こんなときは動物病院へ相談してください。体調のサインかもしれません。
次のような場合は、しつけや環境だけの問題ではないことがあります。
早めに動物病院で相談しましょう。
急に夜鳴きが始まった・どんどんひどくなる(特にシニア犬)
体のどこかを痛がる・触ると鳴く、食欲や元気がない
水をたくさん飲む・トイレの回数が変わった
昼夜が逆転している、ぼんやりして反応が鈍いなどの変化
やりがちなNG対応と望ましい対応を比較でチェック
× やりがちなNG対応 | ○ 望ましい対応 |
夜鳴きを大声で叱る・うるさいと怒る | 叱らず、原因を見極める。不安なら安心できる環境を |
要求で鳴くたびに、その都度かまう | 落ち着いてから対応。「鳴けば来る」を作らない |
シニア犬の急な夜鳴きを年齢のせいと様子見 | 体調・認知の変化かも。早めに動物病院へ相談 |
日中ずっと退屈にさせている | 日中に運動と頭を使う遊びで、心地よく疲れさせる |
安心できる寝床は、わんメイドで 夜の不安をやわらげるには、安心して眠れる居場所づくりが大切。わんメイドには、作家さん手づくりの落ち着けるベッドや、飼い主のにおいになじむブランケットなど、愛犬の“おやすみ時間”に寄り添うアイテムが揃っています。 うちの子に合った一点ものを、ぜひ探してみてください。 |
まとめ 年齢で原因が違う。見極めて対処を
夜鳴き対策・成功のポイント
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夜鳴きは、年齢によって原因も対処もまったく違います。
子犬なら慣れと安心、成犬なら不安や要求・環境の見直し、シニアならまず体調のチェック。
「なぜ鳴くのか」を落ち着いて見極めれば、対処の道が見えてきます。
しつけ全体の考え方は「犬のしつけ完全ガイド」もあわせてご覧ください。




